Saturday 6 September 2014

アルバニアで朗読会

3日、アルバニアの首都ティラナのカフェ Woodstokで単独朗読会を開いてもらいました。東日本大震災以前の作品、以後の作品のいくつかを、ぼく自身による英訳(うち2片は日本語原文)、Belfjore Qose によるアルバニア語訳で交互に朗読。およそ70名のお客さんが集まってくれて、その後のQ&Aもすごい熱気でした。ぼくがクリームが好きだというと、ただちにWhite Room をかけてくれたり、お店のホスピタリティも完璧。ラテン世界の辺境、鎖国社会主義の国というイメージしかなかったアルバニアですが、その美しさ、人々の温かさ、センスのよさ、やる気、あらゆる面で感動の連続でした。

当然、また行きます。来年も。すばらしい経験でした!

ところでぼくの子供時代(中1のころ)さかんに飛び交っていた言葉が「アルバニア型決議案」。その後の台湾と中国の国際的地位を決めたキーワードでした。いまの自分の台湾との関係の深さを思うと、感無量です。歴史。知ろうとしなければわからない、知らなければ土地のことは何もわからない。第2次大戦以降の歴史について、これから真剣に勉強しなおすつもりです。