Wednesday 5 November 2008

「元社長」とか、「プロデューサー」とか

小室哲哉氏が逮捕されて、NHKはアメリカ大統領選関連の数倍の時間を使って、この件を報道していた。

時間配分を誰が決めるのか知らないが、そしてこの時間配分はまったく無用だと思うが、それはともかく。

報道で一貫して同氏を「小室プロデューサー」と呼ぶのは、どういう感覚だろう。

故・三浦和義氏に関しては「元社長」とか。

そうした奇怪な称号をすべてヤメて、ただ「〜氏」というのでは、なぜいけないのか。

あるいはまた、一般には「男性」「女性」と報道し、犯罪者になると「男」「女」になるのも気に入らない。「男」「女」は蔑称だとでも考えているのか。

そしてこうしたすべてに「国語学者」たちは、なぜ疑念を呈さないのか。