Saturday 30 August 2008

夜の稲妻

天気が荒れてる。昨夜は恐ろしいほどだった。事実、多摩川でも水位があがってサイレンが鳴ったようだ。未明まで稲妻のパーティー。

そして、今夜も。

雨も風もほんとうに強力で、人間世界をあっというまに破壊してしまうが、その恐ろしさとは別に稲妻にはなんともいえない魅力がある。どれだけ眺めていても飽きない。

90年代に3年間住んでいたアリゾナ州トゥーソンは世界的な稲妻名所。夏の終わり、空のあちこちで、同時多発的に稲妻が乱舞する。龍だ。龍が実在する、と思う。

画像検索でTucson, lightningでいくらでも出てくるから、見てみてください。いちど大学のキャンパスの椰子の木に落雷し、木が燃え出したことがあった。郊外にはサワロ・サボテンが生えているが、その中にもときどき黒こげになったものがある。

明け方にものすごい音がした落雷、たぶんかなりのご近所なんだけど、その後はどうなっているのだろう。